分布 インド東部、インドネシア、カンボジア、タイ、中国南部、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス
形態 最大全長550cm。体色は暗緑色や暗褐色で、不鮮明な横縞が入る。幼体は黒く、横縞が明瞭。現生の毒蛇としては世界最大である。
毒は神経毒で、毒自体の強さは他のコブラ科のほうが強いが、毒腺が大きいため、一咬みで注入される毒量は、他のコブラとは比較にならないほど多い。そのため、現地では「象をも倒す」「咬まれたら、まず助からない」と言われている。 しかし無闇に人を咬むわけではなく、人との接触が多い他のコブラ類と比べても、被害は多くはない。
生態 山地の森林に生息する。その為、インドコブラなどに比べれば、人との接触は多くはない。 食性は動物食で、ヘビやトカゲ等の爬虫類を主に食べる。飼育下ではマウスを食べたこともある。属名Ophiophagusは、「蛇を食べるもの」の意。名前のキングも他のヘビを食べることから、ヘビの王様と考えられたことに由来する。 繁殖形態は卵生で、枯葉を集めた巣に20-51個の卵を産む。卵は60-80日程で孵化する。メスは卵に枯葉をかぶせ孵化するまで、卵の上で保護する(この様な事をするヘビは、キングコブラしか知られていない)。 普段は好戦的な性格ではないが、繁殖期になると、巣に近づく者を容赦なく攻撃する。
人間との関係 パスツール研究所で研究員が餌をやろうとした際、指をかまれた。さいわい他の研究員たちによって一命を取り留めたが、実に1リットルもの抗毒血清を使ったという。
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